教育研究上の目的

博士前期課程

広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。

課程及び各研究分野の目的

博士後期課程

専攻分野について、研究者として自立して研究活動を行い、又はその他の高 度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。

課程及び各研究分野の目的

取得可能な学位?免許?資格

学位

博士前期課程

  • 修士(学術?文学)
  • 修士(学術?福祉)

博士後期課程

  • 博士(学術?文学)
  • 博士(学術?福祉)

免許?資格

本学大学院臨床心理学分野では、開設以来、臨床心理士養成のカリキュラムを設置し、これまでに多くの臨床心理士を輩出してきましたが、2018年より公認心理師のカリキュラムを設置し、公認心理師養成に移行しました。

公認心理師試験 受験資格

公認心理師は、2017年9月に施行された「公認心理師法」に基づく国家資格です。

公認心理師の受験資格を得るためには、(1)大学で指定科目を修めて卒業し、かつ大学院でさらなる指定科目を修めて修了するか、(2)大学で指定科目を修め、卒業後一定期間の実務経験を積むか、(3)(1)または(2)と同等以上の知識及び技能を有すると認められることが必要です。

大学院学則 第27条の2
博士前期課程において、公認心理師の受験資格を取得するためには、公認心理師法(平成27年法律第68号)及び同法施行規則(平成29年文部科学省?厚生労働省令第3号)に定める授業科目を履修し、その単位を修得しなければならない。
臨床心理士受験資格 [第一種指定校]

※平成30(2018)年度入学者まで

臨床心理学分野に、臨床心理士受験資格取得に係わる専攻?領域として指定(第一種)されています。

大学院学則 第27条
博士前期課程において、臨床心理士の受験資格を取得するためには、臨床心理学分野の所定の授業科目を履修し、その単位を修得しなければならない。

学位論文に係る評価

論文審査基準

修士論文審査基準
  1. 研究テーマが明確で独自性がある
  2. 倫理審査委員会の審査が必要なテーマの場合、その承認を得ている
  3. 先行研究との関連性が示されている
  4. 目的に沿った適切な方法、分析が行われている
  5. 構成が的確で、内容に一貫性と妥当性がある
  6. 各専門領域の学位論文としての質とレベルが確保されている
  7. 形式、引用が適切である
博士論文審査基準
  1. 研究テーマが明確で独自性があり、かつ研究意義がある
  2. 倫理審査委員会の審査が必要なテーマの場合、その承認を得ている
  3. 研究テーマについての所属学会等での発表、論文の投稿等による学術的成果を有する
  4. 先行研究との関連性が示されている
  5. 目的に沿った適切な方法、分析が行われている
  6. 構成が的確で、内容に一貫性と妥当性がある
  7. 各専門領域の学位論文としての質とレベルが確保されており、新たな知の創造がある
  8. 形式、引用が適切である

長期履修学生制度

働いていたり、介護や育児等の事情がある方は、「長期履修学生制度」を利用することにより、標準修業年限を超えて、一定の期間にわたり計画的に履修することを認められた期間(長期在学期間)で教育課程を履修することができます。

長期履修学生制度について詳しく見る