地域包括支援学科 2年

※2024年度入学生より「福祉?心理学科」に名称変更

田中さん

大学で学んでいること

「心理学?カウンセリングコース」で、日々学びを深めています。
学科では、地域社会で生活する人々の幸福や心の健康のために、「福祉」と「心理」の2つの専門分野を同時に学び、地域の人々の生活をサポートするための技術も身につけていきます。
その中でも私が所属する「心理学?カウンセリングコース」では、様々な分野の心理学について専門的に学習するだけでなく、心理学実験を通してデータを分析、統計的に解釈するなど、科学的な観点から人の心やそれに伴う行動を評価する方法も学んでいます。

好きな授業、おすすめの授業

2年前期に履修する「神経?生理心理学」の授業が好きです。
心理学の歴史や基礎的な知識を学んできた1年次とは違って、2年次からは幅広い心理学の専門的な知識をより深く学ぶことができます。「神経?生理心理学」もその1つで、特に身体の中の神経や脳がどのように心や行動にかかわっているのかを知ることができるのがとても楽しいです。緻密なはたらきをする脳や神経について学ぶため難しい内容ではありますが、脳や神経のはたらきが私たちの身体や心にとってどれほど重要なのかを学ぶことができ、知れば知るほど興味深く、面白いと感じる分野です。

大学生活で成長したと感じることや、自分自身の変化について

純心大学に通い始めて、以前よりも性格が明るくなったと感じています。
それには、大学での友達にも恵まれ、大学生活が楽しいからという理由もありますが、一番は心理学を学ぶことで自己を見つめ、自分自身について理解する力が少しずつ身についてきたからではないかと思います。
内向的であらゆることに敏感に反応してしまう自分の性格が以前は好きではなく、生きづらさも感じていましたが、大学での学びを通して自分自身を見つめることで、今まで短所だと思っていたことが実は長所であり、私の魅力ではないのかと思えるようになって、少しずつですが、ありのままの自分を受け入れられるようになってきました。

純心大学の良いところ

純心大学の良いところは2つあります。
1つめは「キャンパスの立地」です。毎日山の上まで通学するのは少し大変ですが、自然に囲まれ、大学の周りに何もない分、何にも邪魔されない静かな環境で勉強に集中することができます。
2つめは「ミッションスクールであること」です。これまで触れてくることのなかったキリスト教という宗教やその歴史を学ぶことができ、創立記念日には実際にミサに参加することもできます。純心大学の学生になったからこそ学べる事がとても多く、専門知識を身につけるだけではなくて人間力も育むことができるのは、純心大学の大きな魅力だと思います。